大晦日
「殿、こちらの土産をお納め下され・・・」
「おお、味噌か! 在り難く頂戴しよう」
大晦日。
というわけで、今年最後になったので、思い付くままに思い出そう。
思い出されなかった人は・・・まあ、あれだ。がんばれ。
南
終盤になって、更に一皮剥けたような。
技術面というより精神面で。
失点直後に周りを励ますなんて、あまり覚えてないんだよね。今まで。
あれ?あったのかな?
失点後はさ、いつも、ゴールの中からボールを取り出して無言で蹴り飛ばす、って印象がね。あったんよ。
それが、まだ行けるぞ、みたいな感じで鼓舞してるのを見るにつけ、試合後のインタビューで叫んだり(あれは観客と同時に選手全員、自分自身にも言ってたと推察)、まだまだ人は進化していけるのだなぁ、と。
去年の南の写真を偶然見たら、全然顔つきが違うんだもの。
イイ顔になってるんだ。これが。
プレーで言うと、フランサがいる時の、「ハイボールをキャッチ、フランサを前線確認して低空横回転フィード」の流れが美しかった。で、それをフランサがピタリとトラップしてディエゴに落とす、これね。最高。
パンゾ
序盤から強い責任感でチームを牽引した。
終盤は左足大腿部を故障しながらも強硬出場。勝負に懸ける鋼の意思。
「選手生命が終わっても悔いは無し」その心意気は近年の日本人には見られないメンタリティだと思う。
打算と保身にしか興味無く生きてきた人間には、このパンゾの真意は一生理解出来ないだろう。
ここが駄目でもこの先が有る、無理しても意味が無い。
瞬間に全身全霊を投じる事の意味合いをパンゾは見出してる。
瞬間に生きる事が出来ない人間に次の瞬間は訪れない。
生の実感。
身体感覚の限界と己の限界を見つめ、打ち破ろうと、未来を拓く為の戦いを続けてきたパンゾーには敬意を表したい。
義務と責任を背負って立ち続ける姿、実に美しかったのを覚えてる。
また07シーズンも地面を殴りつけ、歯を食いしばりつつ戦い続けるパンゾーを見るのが楽しみであり、勇気付けられる。
石川
記憶にあった石川像というのが、薩川に怒鳴りつけられては何処かオドオドとした姿だった。
サテライトの左SBの常連、坊主頭でヒョロっとしてて、スルスルとサイドを上がってはインパクトの強いクロスを上げるものの、滅多に上がることは無くて。
フィジカルが強いわけではなく、一対一ではいつも相手に抜かれかけては必死に追いすがる姿を見、「頼りねぇなぁオイ・・・」と思っていた。
近藤と大谷が怪我で抜け、平山も離脱し、お鉢が石川に回ってきた時には正直期待はしてなかった。
実際の試合で見ると、可も無く不可も無くというプレーで、目立たない。相手に何かさせないし、自分も特に何もしない。
目立たない選手。それが石川に対するオレの評価だった。
日立台での4回目の横浜FC戦だっただろうか? 記憶が定かでは無いが。
確か横浜に追いつかれて最悪な気分になった試合。
あの時、石川は試合中に怪我を負った。確か利き足の足首を強く捻ったかして、歩くのも困難なほど。
しかし交代枠を使い切っていて、既に交代は出来ない。
そこで同点にされた。
ここで石川が抜けたら「勝ち以外は許されない試合」の終盤で勝ち点1から3に出来るフィールドプレーヤーを一人欠くことになる。
更に石川は覚えているだろうけども、横浜戦で崩されていたのは主に柏の左サイドからだ。
会場の全員がフランサマジックと蔵川の突破に祈りと視線を送っている時、逆サイドで必死に足を引き摺りつつ走る坊主頭がいた。
海亀が全力で走っていた。器用に片足だけを使って。
ハーフラインを超えて20Mくらい走ったけどボールは来なかった、あまつさえカウンターを食らって逆サイドを見やりながら必死の形相で自陣に戻ってきた。
横浜戦に誰が出ていたか、どういう風に点を取ったり取られたか、もう覚えていない。
ただ、薩川に接触プレーで倒れているのを「いたくな~~~~い!!いたくないよ~~!」と怒鳴られて、生まれたての小鹿のように立ち上がっていた石川の変貌。
それだけはクッキリと今でも覚えている。
自分の観戦眼を疑うが、最終戦の頃になって体全体の筋肉が付き首回りがだいぶ太くなっている事に気づいた。
抜群の身体能力やセンスが有る訳でも無く、ただひたすらの努力を続けてきたのだろう。
石川の写真はいつも笑顔だ。作り物ではない本当の笑顔。
本当の笑顔は、本当の辛さを知る人だけにしか出せないと聞く。
石川の努力が花開くのを今年は期待したい。不断の努力の価値を。
鈴木達也
縦に抜けるスピードはあるけども、それ以外は無い。点が取れない。
シーズン序盤に見ていた感想は以上で、後ろからの放り込みに反応しては裏へ抜ける動きを繰り返していた。
しかしシーズンが進むに従って、その動きの単調さに変化が見て取れた。
顕著だったのは初得点後から。
身体使いが滑らかになり、シュートまでの動きが早くなった。
ただ縦に走る動きだけではなく、ボールを持ってからの選択肢が増えたのは明らか。
サイドに持っていくのと、中に切れ込んでのシュート。特にこのシュートの動きが素晴らしく、足の振りの速さとインパクトの角度(鈴木達也のシュートは殆どが無回転だ)。
これが本来の鈴木達也の動きだったのかと、瞠目した。
また、シーズン通しての持久力の高さには舌を巻いた。
シーズン終盤、大概の選手が疲労を蓄積し試合中盤になるとガス欠になる中、孤軍奮闘と言っても良いほど前線から守備陣までを往復していた。
1.22
新幹線内にて追記。
チクチクと進めていこう。
独断のみの内容だがね。
あともう記憶が飛んでますがな・・・。
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コメント
続きは??
早く読みたいです!
お忙しいと思いますが、
早く続きぷりーず!
投稿: ななっこ | 2007.01.15 00:22
うい。
随分と放置してもうたわ。
今日からまた書き始めますぞ!
投稿: カガミ | 2007.01.15 11:06