川崎フロンターレ@等々力 09開幕戦
武蔵小杉。
久々に下車すると見上げる南武線の高架が懐かしくもある。
川崎フロンターレ対柏レイソル。
2009年開幕戦が等々力で行われるというのはオレにとっては僥倖。
川崎フロンターレが昨期2位であった、という事実すら「そうだったの?」という認識にある現在、期初の試合を見るということで今期への関心の度合いが変わってくる。
何事も最初が大事だ。
一発目のディレクションによって結果は変わってくる。
いや、結果は同じかもしれないが、道程は変わってくる。
ちなみに昨期の柏の順位すら記憶が怪しかったりする・・・。二桁というのは覚えてるが。
武蔵小杉の駅前には等々力スタ行きのバスが停泊していたが乗るわけもなく。
サッカーを観戦する際の移動は可能な限り徒歩をお奨めする。
ホームタウンという名が意味するのは、チームが根ざす地域ということであり、街の景観や雰囲気、街の持つ性格が少なからずそのチームに影響している。
つまり、相手チームと対戦するというのは相手の街全体と相対するということ。
町並みから、実は、そのチームの色、戦術が透けて見えたりすることがある。
というのは、全部思いつきで、実際は歩きながらボンヤリ本日の試合の行く末を考えたりするのが好きなだけなんだけどね。
目の前を歩く背中にピーカブーとプリントされた青いシャツを着たオッサンを道しるべに歩いていく。
会場に40分程前に着くと既にアウェイ自由席は満席。
なるほど、スタジアム全面改修の署名をやっていたのも頷ける。確かに手狭だ。
困ったので適当に見晴らしの良い場所に陣取るが、この後トンチンカンな解説やらを講釈する人間が側にいたりだったので、アウェイでも二度と自由は選ぶまいと固く心に誓う。運が悪いだけかもしれないが、自由席にはとことん良い思い出が無い。
応援やチャントの大声援は好きなんだけどね。
試合が始まる前の選手アップを見る限り、特に昨年と面子に変化は見られない。
大谷がいなかったが・・・怪我したんだったね。柏におけるサッカーインテリジェンスでは彼の右に出るものはいないと思ってるのでかなりの痛手だ。
近藤もいないとなると、当面の左SBは石川か。
更新時間が無くなっちまったので以下箇条書きで書き連ねることにする。
嗚呼、リーマン稼業の世知辛さよ。
・パンゾがテセと接触して鼻血ダラダラ。
・鼻骨骨折の可能性が高いよな、とピッチ外に何度も出る姿を見て思う
・繋げたい意識があるのは分かるけど、どうしても三手目でクリアしてしまったり、フォローが途絶える
・川崎の前線からのプレスが激しかったのが出来なかった理由の一つかも
・というか、川崎の持久力に驚いた
・ラスト10分になっても前半のような瑞々しい動き
・逆に、点を取りに行くという意識が結束された意思の強さが全面に出ていて、その凄味といったら。
・後半になると足が止まる、みたいな考えを持ってるチームでは上位進出は不可能ということか。
・後半オーラスに川崎の中村が縦横無尽に動き、パスを提供してはシュートぶっ放してくるあたり、さすがの代表だわ、と敵ながら見事なプレーに感嘆。
・フランサが孤立してボールを奪われるケースが目立つ
・杉山が核となっての新しい柏の方向性(これまでのスタイルへの上乗せ)は見えた
・しかし杉山は後半になると消えていた。体力不足といえばそれまでだが。まだ完成形は遠い。
・そも杉山はそんなに試合に出ていないわけで、今後どこまで実戦で鍛え上げられていくか。
・実は良かった。やはりシュートを打ってこその実。一点入れたあともループ気味のシュートを狙ったり
・ドリブルやパスではなく、実の最も傑出した点はシュートの感覚(精度)だと思う
とまあ、こんな感じで。
確かに去年のスタイルにパスを回しじっくり攻める、プレッシングがきてもパスワークでいなす、という方向性をオンしていく姿勢は見えたけど、実戦でそこまで実践できないのか、その形は殆ど見えなかった。
そもそも、何年もかけて、そういったチームを作り上げていくわけだし、個々人のパススキルが突如劇的に上がるはずもなく。
しかしまだリーグ戦は始まったばかりで、今年結果を出せるかと言ったらそれは難しいだろうけど、実戦の中で醸成していく部分は多いだろう。
柏にはそういうの向いてねーよ、と思い勝ちだけども(実際に試合が終わった直後はオレも少しそう思った)、試合後の選手の顔には、善戦したとも完敗したという色もなく、ただそこには不完全燃焼感と自省の苛立ちが一様に見られた。
なんにも出せてねーじゃねーか
つか、こんなパフォーマンスしかだせねーのかよ、オレ
そんな心の声が洩れ聞こえてくるような顔つきばかりだった。
オレはそこに希望を見た。
川崎相手の1-1に全然満足してない、柏。
雑誌やネットのコメントなんか全く信じないが、あの目と表情は信じられると思った。
こりゃ、次回の市原も見に行かないとね。
本当の意図しているところのプレーを見たくなった。
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